【映画 Back and Forth】決してデイヴ・グロール Bandではない、彼らはFooFightersなのだ。

映画・音楽

Foo Fightersと言えば、現在アメリカンロックバンドの最前線で活躍している代表的な存在。
Nirvanaの元ドラマーであるデイヴ・グロールを中心として結成し、
音楽フェスに出れば必ずと言っていいほどヘッドライナーを飾っているバンド。
ロックバンドの勢いが以前ほどでは無くなっているいま、
現役バンドの中で、彼らの右に出る者はいないのではないだろうか。
そのぐらいシーンの最重要バンドだと思う。

90年台のいわゆるオルタナ、グランジ、ミクスチャーと呼ばれるような界隈を好んで聴いてきた。
リアルタイム世代では無いものの、僕の10代はNirvanaを無くして語れない。
当然FooFightersも追いかけた。
最近、歳を重ねるごとに新しい音楽を追いかけることが少なくなっている中、
新譜が出ればチェックをするバンドの一つがFooFightersである。
多くのリスナーがそうであるようにNirvanaから聴き始めたクチだ。

しかし、振り返ってみると僕はバンドとしてのFooFightersをあまり知らない。
FooFightersについてはデイヴのプロジェクトであり、
デイヴのワンマンバンドという程度の認識しかなかった。
メンバーチェンジも激しい印象で今在籍してるメンバも正直全員はわからない…
デイヴの次に目立っている弟分テイラーがいるのはわかる。
あとは”4人目のNirvana”、パットスメアもいるよな。彼はサポメンだったかな・・?
正直なところあとのメンバーは正確に把握していない。
好きなバンドはそのメンバーやバックグラウンドを調べたりしてきたが、
どうもFFに関しては音楽は好きなのだが、それ以上の探求にいまいち食指が動かなかった。
やはりそれは心の何処かで、このバンドがデイヴのプロジェクトとしか捉えていなかったからなのかもしれない。

先日動画配信サイトをザッピングしていたところ、
彼らのドキュメンタリー映画「FooFighters Back and Forth」を見つけた。
当時のライブ映像が観たくて選択したが、鑑賞を進めるに連れて、
バンドとしてのFooFightersを深く知ることができた。

映画は各人のインタビューを挟みながら当時の映像を振り返りながら、
Wasting Light制作までのドキュメンタリーである。
避けては通れないカートの死について、過去された元メンバの心境、
バンドの衝突や事件、メンバの家族までも出演する内容になっている。
鑑賞し終えて彼らのことが、バンドとして一層好きになった。

強力な個性でリードするデイヴ・グロールはもちろんのこと、
創設メンバでありバンドの衝突を緩衝するネイト・メンデル、
自由人の盟友パット・スメア、
FFサウンドに繊細さをもたらす実力派クリス・シフレット、
戦力外通告をされたウィリアム・ゴールドスミス、
デイヴの弟分で問題児のテイラー・ホーキンス。

FFやNirvanaが好きの方には本当にぜひ観てほしい。
これまでとFFに対する見方が変わった気がする。
彼らが揃ってこそ、FooFightersというバンドは存在しているのだと思った。

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